うなぎめろん雑記

30代、働く母の思うこと。

素敵な喫茶店

こんにちは!うなぎめろんです。

今日は少し寒く感じますね。

これが例年並みの気温だそうですが、

こどもが風邪をひかないか心配です。

 

 

【素敵な喫茶店】

産休入りと同時に

新しい町に越してきて早一ヶ月。

素敵な喫茶店を見つけました。

 

暖色系の照明に流れるラジオ

5つのテーブルと一枚木のカウンター

ロマンスグレーの細身のマスター

 

穏やかな時間の流れる空間でした。

 

私の入った時にお客は5人。

その内3人は常連の様子。

1人はカウンター、

2人はそれぞれテーブル席につき、

マスターも含めておしゃべりしていました。

 

「来週年金支給だね」

「70過ぎたら歩かないとだめだね」

「今日は〇〇さん病院だから来ないよ」

 

会話の内容は

世代を感じさせるものでしたが、

内輪だけで盛り上がり過ぎているような

嫌な感じはなく、

人の声もまたその喫茶店の

雰囲気の一つになっているようでした。

 

私はそんな空気感がとても好きなので、

「話しかけてくれないかなぁ」

と思いながら、携帯を鞄にしまい、

のんびり紅茶を楽しんでいました。

(私はコーヒーが飲めません。

 飲むと9割お腹を下します。)

 

マスターは左半身に麻痺があるようで、

コーヒーを入れるのも右手、

お盆を持つのも片手、

歩く時はやや足を引きずっていました。

 

理学療法士である私は

リハビリを生業としていますが、

病気やケガをされた直後の

患者さんが多いところ(急性期)

で働いていますので、

退院された後の患者さんが

どのように生活されているのかを

みる機会が殆どありません。

 

この喫茶店のマスターのように、

自然に働いている姿をみると、

とても嬉しくなるのです。

 

リハビリは元々

 

リ(再び)

ハビリシス(社会に戻る)

 

という意味なので、

文字通りリハビリされたんだなぁ

と思いました。

 

もちろん、

仕事だけが社会参加ではありませんし、

ベッドから出ることも難しい患者さんも

たくさんお会いしますが、

その人にとっての最善を尽くすことが

理学療法士の仕事であり、

やっぱりこの仕事が好きだなぁと

思うのでした。

 

仕事の現場から離れて、

身体はすっかり日常モードですが、

"日常"こそ我々理学療法士

最も大切なところなので、

しっかりと見つめていきたいです。

 

では、

ここまでお読みいただき、

ありがとうございました!